ノロウイルスの潜伏期間や残留期間

ノロウイルスは人間の口から体内へ侵入すると、小腸の中に留まって増殖していくという生態を持っているのですが、彼らが私達の体の中に侵入してから感染症を引き起こすまでの潜伏期間や、回復後に尚もウイルスが体内に留まり続ける残留期間等はどの程度のものなのでしょうか?
今回はそれらノロウイルスの始まりから終わりまでの『タイムスケジュール』をご紹介させて頂きます。

発症までの潜伏期間は約1~2日

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私達のお腹の中にノロウイルスに感染してから、感染症の辛い諸症状を発症するまでの潜伏期間は比較的短いようで、通常は24~48時間(早い場合だと10時間)程度とされています。

ノロウイルスは己の根城となる人体の小腸内に一旦辿りつくと、そこから爆発的なスピードで増殖を開始してしまう生態を持っている為、感染から発症までの期間がこれ程までに短くなってしまうようです。

発症から回復までの期間も約1~2日

ノロウイルス感染症を発症してしまい私達がその重い症状に苦しまさせられる期間は潜伏期間の時と同様にそれ程長くは無いようで、個人差にもよりますが一般的にはおよそ24~48時程度と考えられています。

回復後も体内にはウイルスが残り続ける

ノロウイルス感染症は発症から回復に至るまでの期間は短めではあるのですが、だからといってウイルス自体がすぐさま私達の体内から完全に退散してくれる訳でもないようです。

ひとまず山場を越えて体調を回復させた人の腸内では、実際は未だ大量のノロウイルスが大人しくなった状態で潜伏を続けてしまっている為、回復後からおよそ1~2週間(長い場合は1ヶ月以上)ほどの間はお腹の中に残留していたノロウイルス達が自らを生き残らせる為に、排泄物に混じってその後もしつこく元患者の体内から外界の人間を目指して拡散していこうとする状態が続いてしまうのです。

ですので体調が回復したからといって元患者の方がすぐにご家族の為に料理を作ってあげたり、他人が食べるものに手に触れてしまうような事をしてしまうと、残留組のノロウイルス達が目論む通り周囲の人々への二次感染を引き起こしてしまう怖れがありますので、体調が回復した後も1~2週間の間は周囲への諸々の配慮や、トイレの殺菌・消毒の徹底を心掛けるようにしたいですね。

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