ノロウイルスの対策予防『ご家庭や職場での掃除・清掃編』

寒さと乾燥が大好きなノロウイルスが活発に活動する事となる冬の季節。非常にタチの悪い存在である彼らノロウイルスに対抗して無事感染の脅威から逃れる為には、様々な対策を巡らせる必要があります。

今回はそんな各種ノロウイルス対策の内、特に重要な役割を担う「掃除・清掃」を行う場合に気をつけたいポイントに関してご紹介致します。

家庭や職場のあらゆる場所に潜むノロウイルス

ノロウイルスの主な感染経路はとりわけ人を介するものから発している事が多いとされています。
人が頻繁に手で触れたりする箇所や、しょっちゅう出入りしたりする箇所等は特にノロウイルスの格好の狙い目となりますので、ノロウイルス対策においてはこうしたノロウイルスが集中して潜伏し易いとされる箇所を重点的に清掃していく事が大切です。

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一番危険なのはトイレ

ですが何といってもやはり家の中でもっともノロウイルスの潜伏先としての危険性が高いのはトイレでしょう。

トイレには便座やドアノブから手すり、蛇口に排水レバーにフタにペーパーホルダー等、人との皮膚接触を介して広がるノロウイルスにとっては最適な潜伏ポイントが多数存在しています。

ノロウイルスに感染した人の排泄物には非常に多くのノロウイルスが含まれていますので、ご家族に既に感染者が出てしまわれたご家庭の場合は、とりわけトイレの清掃に関して注意を払う必要があるでしょう。
特に便座については、感染者の方が排便時にノロウイルスも一緒に排出してしまう際に最も大量にくっついてしまい易い箇所です。

感染してしまわれたご家族がいらっしゃる場合、便座に限らずトイレ内のあらゆる箇所も感染ポイントとなりうる可能性が高い為、そうした危険ポイントが集中しているトイレの掃除を行う際は、使い捨ての手袋とマスクを毎回着用する位の慎重さで事に当たる必要があります。

厨房・キッチン等も要注意

ご家庭の場合は私達の口に直接入るものを取り扱う厨房やキッチンも、ノロウイルスの潜伏先として狙われる格好の場所となります。

食器類、まな板、包丁、スポンジ、布巾、その他調理器具…。
料理をされる方がそれらに手を触れていく度に、ノロウイルスはキッチンのあちこちへとその潜伏範囲を確実に広げ、私達の口の中に入っていく機会を密かに今か今かと待ち構えているのです。

パソコンや携帯電話、スマホ等

普段から私達の手指が最も頻繁に触れる事が多いこれらの機械ですが、それだけにPCのマウス・キーボードや、携帯・スマホ等はノロウイルスの接触感染のリスクが高いポイントと考えられます。
特に学校や会社等では不特定多数の方がマウスやキーボードを触る事になりますので、そういった環境下ではノロウイルスの潜伏先の条件としては申し分無いと言わざるを得ません。

アルコール除菌にめっぽう強いノロウイルスには

実際にノロウイルス対策の為に家の中を清掃するにあたっては殺菌・消毒の為の洗浄薬の使用が必須となります。

ただ、菌やウイルスに対しての一般的な殺菌・消毒としてはアルコールによる対策がよく知られていますが、困った事にノロウイルスの場合、なんとこのアルコール除菌に対してかなり強い耐性を持っているようで殆ど効果が無いとされています。

そんなノロウイルスですが次亜塩素酸ナトリウムという成分を含んだ洗剤に対してはあまり耐性が無いようでして、ノロウイルスに対する殺菌・消毒を行う際は皆さんご存知ハイター等の塩素系漂白剤を水で薄めたものが主な消毒液として用いられる事が多いようです。

清掃時に着用しておきたい装備・清掃完了後の手洗い

ノロウイルスを駆除すべくご家庭や職場での清掃作業に挑まれる際は当然ながらウイルスに汚染された箇所を触る事になりますので、却って自分自身の体にウイルスをくっつけたり、粉塵に混じり空中に漂って空気感染を狙うノロウイルスを吸い込んでしまうリスクもある訳ですから、それらを防ぐ為にも使い捨てのマスクと手袋を着用する事が望ましいです。

そして当然ながら掃除が終わった後は入念な手洗いを忘れないようにしましょう!

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